Samurai Figure
 

木枯らし紋次郎

中村敦夫


 

木枯らし紋次郎の登場です。
「あっしには関わりのねぇこって・・・」の台詞、長い楊枝をヒュ~と吹く。昔、流行った事を懐かしく思い出します。

ひたすら歩く、黙々と旅をする。走る。斬る。味のあるリアル満点の時代劇でした。
今見返しても、もうこんな雰囲気の時代劇は作れないだろうなと思います。

「あっしには関わりのねぇこって・・・」 と思わず言いたくなる事も多い世の中ですが、現実ではそうもいかないのがこの世の常。
そんな世の中で、紋次郎の世界観を味わえるよう、今回はリアルな旅の雰囲気が出さればと思って作成しましたのでお楽しみ下さい。

 

 

木枯らし紋次郎はやはり竹藪が似合う。

 

 

木枯らし紋次郎はやはりひたすら旅、旅、旅。

 
 

旅の休息も自然になじむ木枯らし紋次郎。

 

 

木枯らし紋次郎はやはりひたすら旅、旅、旅。

 
 

木枯らし紋次郎はやはり立ち姿が凛々しい!!

 


 

今回は、三度笠や楊枝等、木枯らし紋次郎のトレードマーク的な小物作りも苦労しました。
なるべく、あの独特な雰囲気を表現する為、バックも旅にふさわしい物を考え、紋次郎らしい情緒ある背景を写真担当のS氏が幾つも撮影してくれた。雰囲気作りで、色々とアイデアを考え苦労して目指してくれたのはリアル感。
旅の雰囲気はいかがでしょうか(^^)/

今見ても木枯らし紋次郎、ニヒルでカッコ良いですね。
時代が進むと世の中昔に比べ、便利になって何でも出来ると思いがちですが、時代劇だけは昔の方が面白かったと自分はいつも思います。今はこんな雰囲気の、木枯らし紋次郎、作れないだろうな。
中村敦夫氏以外にも木枯らし紋次郎の作品は幾つかあるようですが、やはり自分にとってはこの紋次郎。
何とも言えない不思議な孤高の渡世人、強く生きていく姿は見習わなくてはいけない・・・・。

今の時代劇、娯楽系でもリアル系でも面白くない。内容が暗い明るいに関係なく妙に変に感じる。
昔の時代劇はどれを見ても普通の娯楽作品になっているのに、何故なんだろう。
水戸黄門みたいに長くシリーズが続くと、古い物から最近への劣化の歴史が良く解る・・・なんて個人的に思ったりしている。

時代劇、色々語ると尽きないが、正に若き日の中村敦夫氏の代表作の木枯らし紋次郎。
「銜えた楊枝がヒュ~と鳴り、あいつが噂の紋次郎」皆様、多いに関わって見ておくんなせ~。

 

 

 

 

 

 

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