旗本退屈男

市川右太衛門

ニアックな銀幕の代劇スター編2


 

銀幕のスター第二弾。

「天下御免の向こう傷・・・」「退屈の虫が騒ぎだす・・・」「人呼んで退屈男・・・」決め台詞も豪快に
退屈のお殿様こと、往年の大スター・市川右太衛門の当たり役「旗本退屈男」の登場です。

豪快な演技、セリフと共にこの作品の見所は、何と言っても超ド派手な着物を何度も着替えて登場してくれるお殿様の姿・・・

作品制作のため、このシリーズを何本か観ましたが、かつては時代劇が本当に邦画の黄金時代を築いた時代があったのだなと思いました。今と違い昔の時代劇は、屋敷のセット・小道具等など非常に丁寧で、豪華に作ってあります。

長期の人気シリーズで、「旗本退屈男」と言えば市川右太衛門と言われたものでした。この豪快な世界観を楽しんで頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

今は若手の監督・俳優が時代劇に新しい風とばかりに、CGを使いまくり、殺陣に迫力(?)を付けていますが、それも時代の流れで、悪くはないのかもしれません。


ただ、古い時代劇通にとっては、今は、とても昔のように殺陣や演技が出来ないから、ごまかしている・・・・としか思えないのです。やはり、作り物でないリアルさが欲しい!あくまで個人的な意見ですが・・・^_^;

確かに言える事は、今の役者には出来ない、豪快で存在感抜群の演技、そして、何と言っても時代劇の様式美をとことん表現してくれた市川右太衛門、こんな時代劇スターはもう絶対出ないだろうな・・・

 

 

 





 

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